産地の技能を、伝え継ぐ。
SEN-I MEISTER JAPAN
slide01
slide02
slide03
slide04
slide05

お知らせ

繊維マイスターについて

繊維マイスターについて

繊維マイスター制度

私たちの産地は、400年前に綿花を植えたことをルーツとして、綿から糸、生地、縫製、加工と、時代とともに新たな技術で多彩な製品を生み出す「日本一の繊維産地」へと発展を遂げました。

歴史の中で、受け継がれ、磨かれてきた高い技能。専門・分業化し、高品質な製品を産地内でつくりあげることのできる一貫生産体制。

その中心にあるのは、産地で働く「人」です。

本制度は、高い技能を持つ方を「繊維マイスター」として認定する制度です。
認定により、職人の技能と仕事ぶりを顕彰するとともに、産地が求める技能水準を示し、その習得を促すことで、産地の技能継承を実現していきます。

※産地…倉敷市児島をはじめとする岡山県南部・西部から広島県東部にまたがる繊維産地「三備」

制度の仕組み

認定について

認定について

繊維マイスターの認定取得に取り組むことで、個人のスキルアップや技能継承、社内外でのイメージ向上などにつながります。

  • スキルアップ
  • モチベーションの向上
  • 社内外の評価・イメージ向上
  • 雇用主からのインセンティブ付与
  • 離職率低減

繊維マイスターになるには、以下の認定要件を満たす必要があります。

マイスター
以下の全要件を満たしていること。
プレマイスター
5を除く全要件を満たしていること。

求められる能力

  1. ものづくりの高い技能。
  2. 技術的課題や品質改善に挑戦し、実現する力。
  3. 製造ラインの品質保持や安定稼働を実現する力。
  4. 産地の強みを地域貢献に生かせる力。
  5. 自らの技能を後進に伝える力やチームを目標に導く力。

認定要件

  1. 技能水準を満たしていること。
  2. 当該職種のあらゆる工程の技能を有し、具現化力や提案力を備えていること。
  3. 製造ラインの管理能力を有し、ラインでの指導や援助ができること。
  4. 産地特性である一貫生産体制を熟知し、その発信や生産活動への活用等による地域貢献ができること。
  5. 自身や産地の技能水準向上に強い意欲を持ち、後進育成の指導力やリーダーシップが発揮できること。

審査内容

  1. 技能検定等の取得事実。検定の無い職種は客観的な事実。
  2. 技能を生かして技術開発や品質改善などを行った実例。
  3. 製造ラインの急な欠員や工程変更などに対応した実例。
  4. 産地イメージを高める地域貢献の実例。
  5. 技能継承やチームを目標達成に導いた実例。

技能水準

認定要件である「技能水準」を満たすためには、職種・階級に応じた「対象検定」の取得が必要です。

横スクロール可能

分野職種階級対象検定 ※1
製品分野
─ アパレルなど
縫製※2マイスター A+ | E+ | G+ | H+ | I+ | J+ | K+
プレマイスター A | E | G | I | K
パターン
メイキング
マイスター F+ | I+
プレマイスター F | I
裁断マイスター経験年数15年※3
プレマイスター経験年数5年※3
素材分野
─ 織物など
製織マイスター B+ | L+
プレマイスター B | L
糸染め・製紐マイスター経験年数15年※3
プレマイスター経験年数5年※3
染色・加工分解
─ 染色など
染色マイスター C+
プレマイスター C
ジーンズ加工マイスター D+
プレマイスター D

対象検定※4

業界独自の検定制度
|繊維マイスター技能評価検定 … 繊維マイスター制度運用委員会の検定制度
※繊維マイスター技能評価検定について 詳しくはこちらをご覧ください。
ジーンズ縫製技士ジーンズ縫製作業
A
製織技士製織作業
B
染色技士染色作業
C
ジーンズ加工技士ジーンズ加工作業
D
国の技能検定制度 … 職業能力開発促進法に基づく国家検定制度
婦人子供服製造技能士婦人子供注文服製作作業
E
婦人子供既製服パターンメイキング作業
F
婦人子供既製服縫製作業
G
計画立案等作業
H
紳士服製造技能士紳士既製服製造作業、紳士注文服製造作業
I
計画立案等作業
J
布はく縫製技能士ワイシャツ製造作業
K
技能検定に準じる検定制度
| 紡績運転・織布運転の技能審査 … 一般財団法人日本綿業技術・経済研究所の検定制度
織布運転技士製織工程
L

※1 いずれか一つに合格(下記表を参照)

※2 職種の縫製でジーンズについて
—マイスター階級は「繊維マイスター技能評価検定1級(実技試験)」と「ジーンズソムリエ資格認定試験」の合格を必要とする。
—プレマイスター階級は「繊維マイスター技能評価検定2級 (実技試験)」の合格のみとする。

※3 申請者が対象者の技能程度を示し、審査員がこれを審査する。

※4 アルファベットのみは「2級」を表し、「+」が付されたアルファベットは「特級」または「1級」を表す。

応募概要

応募概要

繊維マイスターの認定対象者

  1. 岡山県内の繊維産地に本社がある繊維関連法人に属している方
  2. 国内で製造活動に従事されている方
  3. 次の職種の方

繊維マイスター認定の流れ

  1. 技能水準の達成
    職種ごとに定められた技能検定等を取得してください。
  2. 繊維マイスターの認定申請
    対象者の所属企業(個人事業主を含みます)より、繊維マイスター制度事務局宛に、「繊維マイスター認定申請書」(申請様式1)に必要事項記載の上、毎年1回の定められた申請期間内にご提出ください。 
  3. 認定審査
    繊維マイスター認定審査会による審査を経て、繊維マイスターへの認定結果が申請企業宛に通知されます。
  4. 認定
    「繊維マイスター認定式」を開催し、「認定証」及び「認定バッジ」を授与します。認定された本人及び所属企業は、繊維マイスターの称号及びロゴマークを使用することができます。

お問い合せ

繊維マイスター制度事務局

〒711-0921
岡山県倉敷市児島駅前1丁目46番地
一般社団法人 倉敷ファッションセンター内
電話番号:086-474-6800
ファックス:086-474-6801
Eメール:info@k-fc.com
WEB:https://k-fc.com/
※9:00〜17:00(土・日・祝日を除く)